◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
【3.11】と言うだけで東日本大震災(2011年)のことと誰でも解かります。そして私は津波災害の恐ろしさを脳裏に焼き付けた日でした。津波の恐ろしさ・怖さは話として聞いたり、本で読み物として学習をしたりしていましたが、海から離れた住宅街ばかりで生活してきた私はこの時のテレビで映し出される光景を視て、初めてその恐ろしさ・怖さを知りました。
あの日私は翌日午前に開催の研修会があり、札幌へ出張のため自宅から羽田空港へ向かう私鉄の電車が6駅先で突然止まったきりとなりました。駅員さんからの情報は運転打ち切り、としかなく、駅前でタクシーに乗り替え。出発時刻を気にしながら大急ぎで羽田空港へ乗り付けました。ここで初めて大震災が起きたことを知りました。
画面に映る大津波と被災地の様子を見ながら、出発便の表示を見ていました。結局欠航となりました。周りには鹿児島の高校の修学旅行の帰宅便を待つ高校生団体が居ました。その夜は空港で明かすそうです。私は翌朝の1番機を予約してタクシーで自宅へ戻りました。留守宅になるはずの我が家は、別居の家族が寄り添って夕食を済ませていたようです。翌朝その生徒たちと出会いました。
その時活躍したのが、携帯電話でした。空港ではテレビ映像で現状を察するしかなく、今後の取るべき行動のための情報収集でした。私は札幌の宿泊予約ホテルと、現地にすでに入っているはずの主催社の東京担当者、待機しているはずの東京本社の担当者等と連絡を取り合ったものでした。
翌朝の空港の出発ロビーでは、高校生たちが物凄い数のタコ足配線で携帯電話の充電をしていました。各自鹿児島のご両親等と連絡を取り合っていたのでしょう。あなたなら、何で連絡を取り合いますか?
現在は災害など緊急時の"ホットライン"として活用できる機能や使い方がさらに充実してきています。自治体やNHK等オールドメディアなどは【災害用伝言ダイヤル171】を推奨しています。また、電話回線がつながらなくても、インターネットにつながっていれば利用できるコミュニケーション手段が各社から誕生しています。安否確認等を共有したいあなたやお相手にとって使いやすい回線を探してみませんか。固定電話機に代わる情報機器としてスマホの活用が進められています。自治体の講座などを利用して新しいツールに目を向けてはいかがでしょう。
この時は両地が被災地から離れていたので、この研修会は遂行できました。講師だった私は日帰り出張となり、余談ですが千歳空港の売店で宅配等出荷できなくなった投げ売りのカニを土産に、帰路に就きました。
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