◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
パソコンでYahoo!ニュース(2月21日付け)を見ていたら、上記のような見出しが目につきました。「どのように使うのよ!」と興味津々。読んで一安心。私の"緊急時用グッズ"が少なくて済むことになりそうです。
出張や旅行、飲み会大好きだった昔から、身元確認ができるものを持ち歩いていました。なんていうと大袈裟ですが、運転免許証を持ち歩いていれば、顔写真と現住所・本籍地が判明して、意識不明の事故や事件の際も早急に対処していただけると思っていましたから。高血圧などでかかりつけ病院ができた齢からは、この病院の診察券が加わりました。そしてすべての診療記録がこの診察券があれば、血液型から過去の病歴・薬歴まで分かるので、素早い処置が受けられるからと思って(エイズなどの感染症が問題視されていた頃です)。
高齢者になった65歳からは益々身体的危険度が増してきたので、持ち歩きに「緊急連絡先」のカードを加えました。その後、運転免許証を返納してからは"運転経歴証明書"が頼り。その"運転経歴証明書"の有効期間は5年間。もうすぐ切れます。顔写真付きのパスポートはコロナ禍の間に失効しました。と言う訳で実は"身元保証書"に悩んでいたのです。同じような対策をとっていた2月の定例会の参加者Kさんは、"運転経歴証明書"、"緊急連絡先"、"診察券"等々を常に携帯。彼女の"運転経歴証明書"の有効期限もその内切れることでしょう。
「マイナ救急」制度の全国展開は2026年度からのようですが、本人確認やかかりつけ病院、病歴、薬歴等の身体現状が検査なしで応急措置、および搬送先が即時に判明できれば、緊急措置、緊急搬送も迅速にでき、増え続けているという救急車の出動の迅速化、業務軽減にも大いに貢献するのではないでしょうか。同記事によると、救急車の出動は全国でおととし763万件を越え、搬送した人数も664万人、と出ていました。
2月の定例会で出た話題の一つは、出先で意識不明の事態に陥った時の予防線の張り方でした。一人暮らしの心地好さは、誰の指図も受けずに自己決定ができることですが、その一方でリスクがあります。それは、書置きがあってもその決定経路や理由を誰も知らないこと。現場の人たちの常識の範囲で、警察や自治体職員等の公的担当者が担ってくれることになる。終活などが課題の時には、見える形で残すことが奨励されています。が、あなたの対策は?
この話題になった源は、本ブログの以下投稿です。
No.506◆身元不明の遺体は「法的には生きたまま」! 本当に??
(2024年10月15日)
No.507◆身元不明の遺体は「法的には生きたまま」? 本当でした!
(2024年10月19日)
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