◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
今朝(10日)の東京都心の最低気温は-0.5℃。当地(世田谷区)は-1℃とテレビ画面に出ています。ということは私のルーチンワークの公園での早朝ウォーク&ラジオ体操は今日もお休みということになりました。「今年の節分は2日なので、春が早く来るということ?」などと言い合っていたのに、「立春」の翌日から日本全土は最強と言われる大寒波の中に1週間も閉じ込められることになってしまいました。皆様いかがお過ごしでしょうか、お見舞い申し上げます。
3日のテレビでは「気象庁と国土交通省は、大雪に対する緊急発表を行いました。雪や風が強い間の不要不急な外出は控え、身の安全を第一に行動してください」と言っていましたが、まさか九州まで、とは! 4年半ほど福岡に住んでいたことがあるので、関門海峡を寒気が通る時は降ることもありましたが、鹿児島市内、西郷さんの銅像まで雪の帽子・マントを着る映像を見て…。
毎日ニュース番組の初めに映る降雪地の映像を観る度に、まず心配するのは高齢者の方たちの日常です。慣れていらっしゃるとは思うものの、豪雪の中、除雪を頼む人の確保ができるのかしら、食料や日用品は足りているのかしら、と。最強の大寒波と予告はあったものの、もう1週間が経ちました。そしてもう少し続きそうですし、緩んでくると落雪や雪崩、倒木などで新たな危険が迫ってくるようです。引き続き“不要不急な外出は控え、身の安全を第一に行動を”ということでしょう。
警告は判りますが、生活を続けるには外出をしないわけにはいかないこともあるでしょう。悩みますねぇ。そして、流通業の方たちの安全が確保されなければ、宅配も利用できないし、お店の在庫もなくなりますから。私は地震災害時用のストックを20日分しているだけです。何故20日分かというと、インフラが破壊されたとき、“流通網が止まるから”という東京都の指示に従ったから。
豪雪で外出ができなくなると、運動もできなくなって「フレイル」が心配です。身体的フレイル、心理的・認知的フレイル、社会的フレイルが起きると言われています。外出できなくても、電話やスマホ、パソコンで、声を聴けたり、顔を見ることも、メールで時間を問わず連絡を取ることもできます。また、スマホやパソコンでは家の中で少しのスペースでできるストレッチ体操などの情報も得られます。孤独・孤立を避けて、この困難を乗り切りましょうね。
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