◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
今朝のラジオ体操会の終了時、「今日も認知症適齢期の私にお付き合いいただきありがとうございました」と言って、頭を下げたら大笑いとなりました。周りも適齢期(?)だと思う方たちなので。
シニアの視聴者が多いテレビ放送は健康関連の番組が多いのです。中でも認知症に関する番組が多くなったと感じるのは、私がその適齢期になっているからかもしれません。しかし、他にも理由があると思うのです。予防・未病の研究がすすんでいるらしいこと。そしてそれらへの対応がかなり見えてきたからではないでしょうか。今までは認知症になってからの対応や、その方たちの生活支援や事件・事故の顚末を伝える報道が多かったのですが、最近は予防策や医療環境、家族としてできること、行政の対応、等々、具体的な対応例や支援内容が多くなっています。認知症適齢期らしい私が知りたい内容が増えています。
まずは予防! 私が見聞きした情報をまとめてみると、
1. ウォーキングなどの有酸素運動で、会話ができる程度の強度やペースで行う運動を日常的にすること。
2. バランスのよい食事(エネルギーや食塩、脂質などの摂取量をチェック)。
3. 社会的な活動(友人との食事や趣味やボランティアなどで外出)。人との関わりを続けることで脳の活性化につながります、と。
4. 生活習慣病の予防や改善。持病がある場合は必要に応じて処方薬を使いながら数値などの改善と管理を。
これらの項目は、年齢を問わず万人の「健康管理」法ではないでしょうか。
と言う訳で、上記の1と3に毎朝おつきあいしていただいている皆様にお礼を申し上げたという次第です。毎朝のことなのに、急に真顔で言ったので大笑いとなりました。そして「こちらこそ」と言い合ってお辞儀をしあって家路に就きました。
正直に言って、このような方たちが居てくださらなかったらこんなに長く(20年程)続いていなかったのではと思っています。立春を過ぎたとはいえ、今朝のような4℃、5℃というような日でも6時半に、それぞれ日課のウォーキングを終えて集まってラジオ体操をするなんて! 明日の朝も雨や雪が降りませんように…。
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