No.519◆第47代アメリカ大統領にドナルド・トランプ氏(78)が就任すると…

 

◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇ 

 

米大統領選で返り咲きを果たした共和党のドナルド・トランプ氏(78)が日本時間21日午前2時、第47代大統領に就任するというので、このところマスコミは大騒ぎ! 単身けんの1月定例会は、のっけからこの話題に。国際政治が年初の定例会で話題になったのは、発足以来初めてではと、万年事務局の私も意表を突かれました。(すごい! 時事感性)

 

就任前の演説の報道を視たり聞いたりしていると、今年はどのような世界情勢になるのか、誰しも不安になりますよね。定例会でもそんな話題が出ていました。"関税を大幅に引き上げる"ことをトランプ氏は2024年11月下旬の記者会見で「大統領就任初日に、メキシコとカナダからのすべての製品に25%の関税を課す、中国からの製品には現在の関税に加えて10%の追加関税を課す」などと言っていました。日本を含む外国から輸入される製品に一律で10%から20%の関税をかける、とかも。

 

今私たちは円安で、食料品から電気代・ガソリン代などエネルギー製品、旅行代金も高額になり、日々の生活のやりくりに大変よね、その上輸出減るとねぇ、全員うんうん。

 

グリーンランドをアメリカが所有すべきだというトランプ氏の主張には、「買い取るって言うのでしょう。その発想にびっくり」「中露を引き合いに"安全保障"って言うのでしょう? 本当はレアメタルの埋蔵量の多さ狙いって言うじゃない」「グリーンランドは売り物ではない!って デンマークは言っているけど、トランプ発言を聴いたときびっくりしたわ」「カナダを合併する、って言ってたわよね」という話も。

 

「パナマ政府に運河の返還を求めると主張しているでしょ。過去のいきさつを初めて聞いたわ」「なんでも脅しとお金で手に入ると思っているのかしら…」

 

イスラエルとハマスのガザ戦闘は19日、6週間の停戦入りが実現しました。戦争や戦闘・紛争が地球のあちらこちらで続いています。国際協力の枠組みも軋みが伝えられています。戦後80年、国際交流や国際貢献に力を注いできた日本ですが、今後の対応は準備ができているのでしょうか。国内の単身者の生活の質の向上を目指している単身けんのような市民グループの年初の話題になるなんて、予想していなかった私は皆さんの見識の高さに感激しました。

 

とはいえ自身の今年も日々詐欺被害に遭わないように用心し、トクリュウのターゲットにならないように住居の護りを固くして身を守り、物価の上昇分は食材の選択を考え、体力保持には"ちょこ活"を心がけ、日々の安全と健康維持をまず第一に暮らすことにします。