◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
「トクリュウ」と新聞で初めて見た時、「?」と。「何だこりゃ」と思いました。近年カタカナ語が溢れているので、「またぁー、何系?」と不機嫌に。しかし、この造語は私の想像を超えていました。「トクリュウ」!→「匿名・流動型犯罪グループ」!←「匿」と「流」とは! タイパやコスパとは短縮の仕方が異なるではないですか!
「トクリュウ」を初めて目にしたのは、いつ頃だったかしら…。オレオレ詐欺・なりすまし詐欺等々を一まとめにして「特殊詐欺」と言っていた頃もあったし、還付金詐欺・架空料金請求詐欺・預貯金詐欺等を「振り込め詐欺」と言っていた頃もあったし。
などと流行りの詐欺事件の変化を見てくると、犯罪集団的な事件でなく、「指示役」が居て、「受け子」「出し子」「掛け子」などと役割分業をして、1犯罪ごとに分業スタッフをスマホで"公募(?)"して実行する犯罪に変化してきた頃に登場したのが「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」という犯罪型なのでしょうか。ツールも固定電話からスマホに代わってきて、報酬なども現金異動ではないのでしょうね。指示役は海外にいるとか?ですか?
そして「トクリュウ」の犯罪は今「強盗致傷」となり、それも現地集合で役割のみ果たし、現地解散という、なんとも理解しがたい見ず知らずの人たちによる「強盗致傷」事件を起こすという犯罪になりました。
特殊詐欺は騙されないという自衛法もありましたが、押し入り強盗致傷となれば、凶器で渡り合うことになります。それも押し込み先は高齢者や女性世帯で、入り易い古いタイプの戸建てを狙っていると言われています。つまり、指示役の方で弱点を下調べ済みだということです。どのような予防法があるのでしょうか?
私が考え付いた防犯策は、
①表札に男性名を入れた複数名にして女性・高齢者の住居ではないというアピールを。
②玄関や勝手口・窓は防犯ガラスに替え、鍵を複数にし、監視カメラを付ける。
③家の周りには足音が出るようにバラス(砂利)を敷き、フラッシュライトも付ける。
④玄関や勝手口、リビング、私室等には防犯ブザーを設置し、咄嗟の行動として大音響を! (キッチン大好き人間ですので、鍋を叩いて外に出て騒ぐつもり!)
何かビビッと来る対策はありましたか? 古いタイプの戸建てではないのですが、1階なので私はこの中のほとんどを採用しています(過剰防衛ですか…)。ターゲットの情報を「指示役」が握っているとか。まずはそのリストに載らないように、知人以外はドア内には入れないように接客することか、かなぁ、と思います。
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