◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
今日から郵便料金が値上がりしました。昨日・一昨日と郵送作業を頑張りました。会報も9月中に投函できました。あーぁ、よかったぁと一息つきました。印刷機をお借りするセンターが9月30日は休日なので29日までに印刷を済ませなければいけないから、原稿は2日早めに仕上げと。この日程を逃すと切手が変わる!ので、いつもは結構のんびりやっている作業なのですが、お金が絡むと真剣になります。切手の購入も印刷機の使用予約が確定してから買いに行きました。こぢんまりとした当会ですから16円も値上がりすると4月の承認予算からかなり外れてしまいますので(ケチケチ家計のベテランですら)。
手紙の郵便料金を84円・94円から110円へ、はがきの料金は63円から85円へと一気に3割も値上げになりました。そして今朝の新聞には「環境に配慮して年賀状を止めるのは、もったいないと思います」という郵便局の一面広告がデカデカと載っていました。
私への賀状には数年前から「年賀状の卒業通知」が増えています。"環境に配慮して"と言う理由は1通もありませんでしたが、「高齢になり…」というのがほとんど。また、立ち話の中では「メールでいいよね。失礼ではないわよね」という意見はかなりあります。ただ、賀状は一年間手元にあり、近況や住所等を確認するのに重宝しているし、と迷いがあります。3割値上げを機会に"卒業"が増えるかも、とは思っています。どうする?
働き方改革、賃金引上げ、景気刺激政策へと今年は4月以降経済政策が大きく動いています。そして各政党のトップも近々なぜか一斉(?)に交代。昨日のニュースでは衆議院の解散と総選挙が今月中にあり、国会議員さんも一斉に出直しとか。年末まで3ヶ月という出費が増える国民生活の大イベントが控える中、年金生活の無職者としては、財布の中が気になります。
物価高対策として「補助金がもっと欲しい」「支援金がもっと欲しい」「教育の無償化を」等々が国民からの要望、と報じています。一方、議員さん・行政側からは「減税をします」「所得制限なしで補助金・支援金を出します」「少子化対策には重点的に予算を組みます」という提言が出ているとマスコミは伝えています。
財源は「税金」ではないのですか? このカラクリの正体は消費を増やし、値上げをして売り上げを伸ばし、納税額を上げる?ことにはならないのかなぁ。年金と老後の貯えで暮らしている層がかなり多いはずだけど、税収が大幅に増えるような消費額が出るとしたら、SDGsという国際的なテーマはどうなるのかしら? ささやかな楽しみと健康維持の心がけを大切に日々を送っている層はどんな立ち位置と思えばいいのかしら…。
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