◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
今朝5時46分、バス停で黙とうしました。阪神淡路大震(1995年1月17日発災)の犠牲者の皆様のご冥福を祈って。
子どもがお弁当を持って出かけるようになった時から私の朝は早くスタートするようになりました。今は早朝ウォーキングの日課のおかげで、始発バスに乗って都立公園のお仲間に会いに行っていますので、バス待ちの時刻がこの時間でした。
防災の日は9月1日ですが、私の防災の日は"1.17"。この日初めて地震と震災が別物であることを理解できた日だからです。この日もお弁当作りの最中でした。足元が揺れました。地震?と思いましたが、テレビでは何も報じていませんでした。大きすぎたからなのでしょうか、現地からの情報が捕まえられなかったのでしょう。現在のようにリアルタイムで情報収集も発信もできるシステムではなかったのでしょう。私が出勤する時刻になって少しずつ情報が入ってきたのを記憶しています。関西育ちの私は親戚縁者や友人知人の多くが報道されてくる地方に暮らし、活動しています。オフィスではテレビを点けっぱなしにして、電話をかけまくっていました(個人事務所同様の会社なので)。
自治体からの防災対策のブックレットの改訂版が届くと自分に関係のあると思うページの裾を折りながらパラパラと読み飛ばし、「後でチェック、確認」と呟いて閉じる私。それで確認したような気になるのですが、それっきりになることが多いので情けない…。しかしさすが改訂版、その度に更新しなくてはいけないことも載っています。例えば
・情報の受信はテレビ・ラジオからスマホ・パソコンに
以前は、地域情報はラジオのFMが最も身近で即刻というほどのスピードで伝えてくれました。我が家の防災用ラジオ(懐中電灯に付随)は地域FMにチューニングして待機していました。今は防災アプリをスマホに入れています。
・食糧のストックは乾物中心からレトルト食品に
乾物は長期保存ができますが、水や電気・ガスがストップすると使えないので。缶詰は今もストックしています。
・熱源が増えました
卓上ガスコンロが普及したのと、そのガスボンベを使えるストーブが発売されてからは炭などの直火を考えなくなりました。
このブログを書いている最中に東京都から厚さ2㎝もある「東京都くらし防災」というブックレット等が届きました。私の"防災の日"に。後日参考にします。
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