◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
華やかな世界が次々と紹介されるクリスマスのテレビ報道。今年は"クリぼっち(一人で過ごすクリスマス)"だった私ですが、ほのぼのとした話題と画面に会いました。
それはTwitterからの話題でした。高島屋のネット通販から購入したクリスマスケーキが崩れた状態で届けられた家庭のお母さんが、どうしようかと思っていて「ここまで崩れているのであれば、いっそのこと子ども(3歳の男の子)に思いっきり好きなように飾り付けをさせて楽しんでもらおう」と決心。そこでもともとケーキの飾り付け用にと買い置きしていた銀色のビーズのようなお菓子や、雪だるまやサンタクロースの紙ピックなど渡して「好きに飾っていいよ」と言うと、喜んで大胆な飾り付けをしてくれたそうです。
なんと素敵なお母さん!と思って、さっそく私はこの話題のニュースをネットで検索。前衛的な盛り上がりを感じるケーキの写真があり、想像を駆り立てられて、私もその場にいる気になるほどの笑顔になれました。お母さんは高島屋に連絡をして「食べても問題はないか」と訊き、確認が取れたのでお子さんと召し上がったそうです。飾りが多すぎて切り分け辛く、食べにくかった、とか。そして「これはこれで一生の思い出になりました」と、明るく語った、と出ていました。
"創作料理"?好きで"アルモンデ料理"派の私はほとんど失敗作がありません。「単なるドけち」ともいわれていますが、今世界的な目標であるSDGsの呼びかけには合致した日々を送っていると思っています。このクリスマスケーキ事件のお母さんのように、前向きに、プラス思考で、周りの人にも元気が配れるような方向に向かって物事を進めていきたいと思った昨日今日です。
この件に一番責任のある高島屋は早々と謝罪会見をしていましたが、原因は判らないが、追究はもうしないとか。私も冷凍食品はよく利用しますから、原因追及は是非していただきたいと思います。お正月を3日後に控えた我が家の冷凍庫は満杯です。安心していていいのかしらと一抹の不安を持った大晦日を迎えます。
皆様、良き新年をお迎えくださいませ。健康で笑顔でお会いいたしましょう。
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