◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
私が好きな番組の一つがNHKの「チコちゃんに叱られる!」です。「質問ってそれ?」と問い返したくなるくらいごく普通のことですが、普通過ぎて「えっえぇー」と絶句してしまうことが多く、録画してまで毎回視ている私です。
この3日間でチコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われそうになりそうな嫌なことが2件起きました。
1つは、パソコンで検索していたら突然、マイクロソフト社からの警告の画面に代わりました。"X"を押しても消えないどころか、警告画面が増えるばかり。ガンガン女声で「ハッキングされました(・・・・・)今すぐ下記の番号へ電話してください」というメッセージが流れ続けます。「な、なんでぇー。そんなぁー」とすごく動揺! 「待てよ、この声ってAIじゃないの? そしてこの英文の綴り、ここに大文字ってヘンだよねー。こんな電話番号ってある? この番号に電話アクセスなんてしたら、それこそ大変だと思うわぁ。」
ということで、最近はテレワークのお隣さんへSOSの電話。外出らしいのでスマホのLINEに送信。1時間半後に来てくださって解決(ありがとさんです)。
2件目は先程。男声の電話。「佐藤です。その節は駆け出しの新入社員にお優しいお言葉をかけてくださり、おかげで元気をいただき今があります、云々」。そんなことを言うことが無いとは言えない私なので、適当に相槌。しかし、その流暢な話し方と言い、言葉遣い等々、ベテランのペテン師風。年齢を知りたいの? 家族同居か知りたいの? これはヤバイ! 「ごめんなさい。今お隣さんとお茶中なの」と言ったとたん電話は切れました。
小さなマンションの我が家に電話しなくても裕福そうな家が並んでいるのだから、バーカ! とはいうものの、ご指名を受けただけでキモい! ここしばらくは厳戒態勢で過ごすことにします。(やはり留守電にして出ないことにした方がいいのかもしれません。)
※玄関には万一の時の撃退用に防犯ブザーをつけています。
NHKテレビでは毎日幾度か「ストップ詐欺被害! 私たちはだまされない」というコーナーを放映しています。騙された人を見て「ヘンでしょ」と私は同情をしなくなっていましたが、実際にわが身に降りかかると動揺しますね。後腐れを心配して、嘘も連発して電話を切りましたが、話途中で切るのが正解だった気がしています。
寸でのところでチコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られそうになりました。きっとチコちゃんは「まぁ、危なかったわよねぇ。気を付けてよ」くらいは言ってくれるかも…。
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