No.451◆パソコンが頓死して茫然自失。何度目かの事態なのに…

 

◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇ 

 

単身けんの会報誌発行日10日前という日になって、私の愛機パソコンさんが動かなくなりました。「えぇっ! なんでー」とパニックに。

 

体調が悪そうというか、重そうというか、お歳かなぁーと思いつつ、早朝の1時間や帰宅時の半時間ほどは、毎日外部との交信や社会の出来事・情報を教えてもらっていました。まるで家族の一員の様に思って声掛けしたり慰めてもらったりと私の大切な友達でした。それが…。いつもそこに“居るもの”が居なくなった!  この狼狽は!  

 

初めてのことではないのに今度もまた取り乱してしまったのは、友達以上だったからだと知りました。私の行動や記憶を記録していてくれるモノ、まさに個人情報の倉庫。近年は電気・ガス・水道等や、電話・テレビ・Wi-Fi・スマホ等の通信費等々の請求はメールできます。クレジットカードの引き落としも。そして明細は「マイページをご覧ください」とのこと。家計簿もざっくりつけていますが、パソコンがないと私の家計が見えなくなっています。宅配会社からも、この送り主からの荷物を何時にお届けとか、区からはワクチン接種の予約日は明日ですとか、旅行社は明日○○時、××集合などと連絡が入り、高齢の私の物忘れをカバーしてくれています。気が付いたら日常の私生活もパソコンなしでは立ち行かないのではと思うほどです。

 

だからもう大慌て、パソコン抱えて電機店へ駆け込みました。救いようがないかも、と言われたときは…。ひとまずお預けして帰宅。先代のパソコンがまだ置いてあったので、メールとニュースは見ることができましたので、やや落ちつけました。翌日はこの先代も参考のために持ってくるように言われ、また同店へ。頓死したパソコンはWindows 10だったので、11に買い替え、データを移してもらいました。が、今度はプリンターが古くてWindows 11には対応できないとか…。ということで新品になりました。

 

3日遅れになりましたが、"単身けんニュース"191号が発行できて、ほっとしています。(なんでこんな時期に…まさか機械のくせに熱中症?)パソコンの買い替え時は、毎度こんなドタバタを繰り返している私です。相手が機械であれ、経年疲労がたまればストライキも起こすことでしょう。何十年も同じドタバタを繰り返しているのはパソコンのせいではなく、私の配慮が足りないからなのですね。今軽やかに付き合ってくれている新しい家族兼お友達(当パソコン)さんがくたびれを見せ始めたら、データのコピーや整理をして、落ち着いて見送りできるように心がけることにします。