「マスク持った? 替えマスクは? ハンカチ・ティシュ? スマホ! PASMO!」「OK! バッチリ!」これは家を出るときの私の確認声出しです。すっかり「Withコロナ」で身につきました。小さなポシェットですが、これだけ持っていれば大手を振ってどこへでも出かけられます。(小学生並みですね。)こんな人が増えたからでしょうか、「緊急事態宣言中」なのに人流は期待したほど減っていないそうですね。でも東京ではこの1週間は新規感染者が減っているとか。「Afterコロナ」に近づいているのでしょうか。
毎朝、顔を合わせるウォーキング仲間の挨拶から、「コロナ」の話題があまり出なくなってきました。「Withコロナ」が定着したような感があります。例えば「マスク」。お尻のあたりが紙パンツでしょうかプクッとしているくらいの小さなお子さんから年齢不詳の前傾姿勢の高齢者まで、皆さんマスクをして歩いているか、持って歩いて話すときにだけ口に当てるとか、すっかり「Withマスク」が定着しています。しかも外出自粛の不満も聞こえなくなっています。もうすっかり日常生活に馴染んでいるのでしょう。
久しぶりに入った軽食屋さんは、出入り口に手の消毒用ボトル、客席の間仕切りはしっかりと設置してあり、店員さんの接客も「コロナ対策仕様」です。割烹では、1人ひとりを検温、手の消毒、客室に通じる廊下の入り口には殺菌用ミストまで噴出していました。どのお店のお客も店員も淡々と動いていて、不快感を顔に出す人も、嫌味を言う人も見かけることはありません。飲食業に限らず営業時間の短縮、客数が激減している中、対策費も掛かり、心中お察しするとともに営業努力に同情しています。廃業する例も在るようですが、しかしその数は例年より格段に多いということではないとか、行政の支援策の効果が少しは効いているのでしょうか。
「外出自粛」や「テレワーク」、「リモート懇親会」も慣れてきました。医療も「オンライン診療」が本格的に進むように聞こえてきました。自治体のスマホ学習会も機会が増えてきたとのこと。ここで問題は、デジタル社会を経験してこなかった方たち、そのリテラシーを学習する機会もなかった方たち、多少は心得ていたとしても現在の進化スピードについていけない人たちのこと(私)。今日の私はPCのご機嫌が悪くなってきてイライラしています。相談先の当てに電話を入れる予定ですが、取り合ってくれるでしょうか。
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