恒例の旧盆休みが終わり、心配されたとおり新型コロナウイルス感染者が大都市部だけでなく全国的に急増しています。私の周りでは感染者の話は出ていないのですが、テレビニュースで出てくる画像は別世界のように見えます。医療関係者のご活動・ご活躍の場の様子を見ると、どのような環境・境遇の方たちのところなのかとも...
「外出自粛」を国・都道府県・市区町村、全行政機関は「外出自粛」を呼び掛けていますが、人の往来の多さには呆れて、「そんなにみんなお忙しいの?」と、思わず口走ってしまいます。とは言えど、姿・形・色、目に見えないウィルス相手のこと、他人事ではなく、すぐ近くのスーパーへ出かけるのも“命がけ”のように思い、恐るおそる出かけ、手の除菌は必須の行動としていますが、完璧な予防でないのは確かです。私もいつ“感染者”と呼ばれるか分かったものではありません。
「厚生労働省は20日、新型コロナウイルス感染による全国の自宅療養者が18日午前0時時点で9万6709人になったと発表しました。そして、入院できず自宅療養中に死亡するケースが相次いでおり…」このニュースを聞いたとき、私は「自宅療養」中でした。コロナ感染ではなく、急性の大腸の異常です。痛みと発熱で診察を受けると「即、入院」とのこと。しかしこの病名・症状でかつて入院経験があり、療養メニューの記録も持っていたので、「先生、自宅療養でいいですか?」といって了解をいただきました。「異常を感じたらすぐ連絡する」との条件付きで、処方薬をいただいて帰宅しました。今も「自宅療養」中ですが、私にそれができるのも、未知の病気でなく、感染性のない病であるからです。急速に進化し続けるコロナウイルスのようなものを相手では、とても「自宅療養」を申し出ることはできません。私は危機管理的には食料を2週間分ストックしているのと、“ゆりかごから墓場迄“家族の生活を長年仕切っていたからでしょう。
1人暮らしの若者が「自宅療養」を押し付けられている心情を思うと、やりきれない思いに駆り立てられます。政府も未知の案件に必死で取り組んでいるのでしょう。もう少し「外出自粛」や「外食・会食自粛」に協力できないものなのでしょうか。感染者数が右肩下がりになることを祈りつつ...
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