新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が日本でも17日から始まりました。1例目の接種が東京都目黒区の国立病院機構東京医療センターで行われたというテレビニュースは、お隣りの駒沢オリンピック公園をホームグランドとして毎朝ウォーキングをしている私たち高齢者組には格好の話題になりました。聞きかじり、読みかじりの情報を出し合って...。
政府は国立病院機構の施設など、まず全国100カ所の病院で同意を得た医療従事者4万人に先行接種して安全性を確かめる方針とか。
「医療従事者、介護従事者とか、健康不安の人たちと付き合ってる人たちは一番先に決まってるわよね。」
「入院患者や老人ホームとか高齢者施設に居る人もよね。」
「認知症の人も感染弱者でしょう。特養でクラスターも発生しているそうだし。」
「刑務所でもクラスター発生だったでしょ。集団生活の場は早い方がいいわよね。」
「その後が自宅待機の我々高齢者?」
「商店とか、接客業が先の方がよくないかしら。」
「学校の先生とか、窓口業務の人とか...。」
「交通機関の乗客と接する人たちもよね。」
「全国一律の基準なの?」
「感染率の高い地域からじゃないの。首都圏とか、近畿圏とか...。」
「夜の街が先じゃない? その方が経済効果が早く出るかも!」
「え、ええー それって“不要不急” の最たるもんじゃないの。」
「あなたワクチン打つの?」
「インフルエンザ予防接種も毎年しているからそのつもり。」
「私してないのよね。通知が届く前に、内科の先生に相談した方がいいかしら...。」
「そうしたら! 1人暮らしだから体調が崩れたら大変だもんね。」
「私は呼吸器に異常があるから、打つつもり。感染したらもっと大変なことになりそうだから。」(石川)
全国規模で考えて審議している国会議員さんたち、専門家会議の人たちよりも、この高齢者たちの方が現実的なスケジュールを考えているのではと思ったりしています。
さて、私のところにはいつ頃お知らせが届くのでしょうか。接種が行き渡るのに今年いっぱいは掛かりそうだし、その後も効果が出るまで数か月はマスク着用や「三密」回避は必要とか。当分は温泉旅行もリモートで楽しむことになりそうです。
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