外出自粛要請を守り、地元の自宅に近いスーパーで食料を調達するのみという生活を長く続けていて知らなかったのですが、最近の流行りは「二重マスク」ですって?
そう言われてみれば、トランプ氏が大統領だったときは、マスクをしないケースが多かったのに、バイデン大統領は「二重マスク」でテレビに登場されていますね。そうそう就任式での女性の登場者たちのマスクも、ドレスやコートとのコーディネイトが華やかでした。不織布マスクの上にデザインされた布マスクを重ねるスタイルが多くなって、テニスの大坂なおみ選手のメッセージマスクも話題になりましね。アメリカもマスクに対する抵抗がなくなって、感染率が下がるのでしょうか。
テレビ報道によると、米疾病対策センター(CDC)の実験から、マスクの2枚重ねと適切な着用によって、新型コロナウイルス感染リスクを著しく低下させる公算が大きいことが分かった、とのこと。
では二重マスク着用のメリットはあるのか? 専門家に聞いたという記事では、「マスクを2枚重ねればそれなりの効果があると思う」とし、受験生や外に出なければならない高齢者の人たちなどは使い分けを考えてもいいが、あくまで安心感を高めるという意味でだ、と。「二重マスク自体はしなくてもよく、機能が維持された不織布マスクなどをしていれば問題はない」そうです。
二重マスクのリスクとしては、「息苦しくなり十分な呼吸ができなくなるので、高齢の人や肺や心臓に病気を抱える人、運動中の二重マスクは注意だ」と言います(昭和大学医学部の二木芳人客員教授による)。
「二重マスク」でコロナ禍からの防御をより強固にする人が増える一方で、マスクをつけるように注意されて暴力沙汰になった話も多く報じられています。「鼻だしマスク」を指摘された国会議員が話題になったり、「マスク警察」という言葉が生まれたり、マスクの着け方さえもニュースになる昨今です。
最近街で、不織布マスクの上から、さらにスタイリッシュな布マスクやウレタンマスクを着ける、いわゆる「二重マスク」をよく見かけませんか? 今やマスクスタイルは日本だけでなく、全世界で定着したように思えます。しかしマスク着用で意思疎通ができなくなった人や体に変化をきたした人もおられます。早く息苦しさから解放されたいものです。
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