「コロナ禍」で生活スタイルが日々変わって来ました。特にマスクは外出時の必須アイテム。家を出るときスペアを含めて確認します。それと共に乗り物代金はじめ、各支払いが現金決済になるのをなるべく避けるためキャツシュレス用カードの確認もします。
先日財布の中の現金を確認せずに外出しましたが、何の不自由もなく帰宅できました。どうやらこのような生活スタイルは、もう「ニューノーマル」に入っているようです。
そんな中、NTTドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」などを
使った不正な預金引き出し「事件」のニュースが報じられました。別のスマ
ートフォン決済サービスや、これらのスマホ決済事業者と連携する複数の
銀行で新たに被害が見つかるなど、連鎖的に被害が発覚しています。
この事件は、ゆうちょ銀行の通帳を記帳した人の疑問から発覚しました。
彼女が記帳した際に知らない支出先が並んでいるのを発見、訴えてから表に
出た事件です。
自分の全く知らないところで起こるこのような詐欺事件。私も心配になり、
ゆうちょ銀行へ記帳に行きました。今のところ無事でした。でも、通販等、
いくつかの支払先に自動引き落とし先として登録していますから、どこから
私の個人データが抜き取られるか分かったものではありません。心配が一つ
増えました。記帳はまめに、ですね。
新政権は最重要課題として “デジタル化” を急ピッチで進めかけています。
今までの事務処理方法では、時代のスピードと需要には対応できません。
また今迄のように、アナログ的な事務処理をデジタル化しただけでは効力が
ありません。デジタル化する際にはネットワークにつながるように、繋がっ
たらその間の齟齬が浮き彫りになるような設計でなければなりません。
私は行動力が落ちていく高齢期に入り、自宅で処理できるチャンスが増え
る “デジタル化” に期待しています。が、知らないところで起きるかもしれ
ない事件・事故に不安を予期しています。対応も告知してほしいですね。
新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた中小企業や個人事業主を対象と
した持続化給付金を巡り、不正受給が各地で発覚しています。このようなこ
とが起こらないような事務の “デジタル化” も進めてほしいものです。
「コロナ禍」が収束する頃には生活環境や社会システムが劇的に変わって
いることでしょう。「Withコロナ」の内に学習しておきたいものです。
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