ここ数日は台風9号・10号と続けて襲来。被災された方々は激甚被害、心よりお見舞い申し上げます。
この二つ、同じようなコースで。その上規模が猛烈、巨大! テレビからは頻繁に「経験したことのないような暴風や高波、高潮となる恐れがある」として、進路に当たる各地域には順次「特別警報」発表を予告し、早めの避難を呼びかけていました。政府は数日前から総力を挙げて厳戒態勢をとっていたそうです。
「Withコロナ」の時だからでしょうか、公設避難所でなく、ホテル、親戚宅・知人宅等と多様化したばかりでなく、
自主的に早く行動を取った方が多かったと聞いています。
「ひとりごと」の前号で、停電時対策としてカードなど電子通貨が使えな
いときのための “小銭” の準備もしていることと、消毒剤など「Withコロ
ナ」対策品が加わりました、と書きました。
すると翌日知人から電話が! 彼女の言う追加予備品は次のような物です。
避難先で生活必需品を共用したくない人はぜひご参考になさってください。
・マスク ・石鹸/ハンドソープ ・ウエットティシュ/赤ちゃんのおしり
ふき ・ペーパータオル ・使い捨て手袋 ・キッチン用ラップ ・大中小
ゴミ袋 ・携帯トイレ ・体温計 ・マイ箸/食器 ・室内履き ・スマホ
の充電器
自然災害が大型化しています。2018年9月5日、大阪地方を襲った21号。
翌年2019年には千葉県は9月9日に15号、10月27日には19号の直撃に遭い
ました。
大阪地方を襲った21号の時は、大阪湾では関西国際空港(大阪府泉佐野市)
が高潮で冠水した上、強風のため関西空港連絡橋にタンカーが衝突しました。
ビルの外壁が飛ばされたり、自動車が吹き寄せられたり、JR京都駅では、改札
口前のコンコースに屋根の一部が崩落しました。
2019年の千葉の災害では、市原ゴルフガーデン鉄柱倒壊事故で周辺住宅が
崩壊という大被害を受けました。鉄塔が倒れるなどの台風被災による停電のた
め熱中症とみられる症状で死亡した人が相次ぎました。知人は、都会生活の便
利に慣れていて、何週間も給水車通いをしたのは辛かったとか、もう何から手
を付けようかと汚れものを前に呆然としたとか・・・
何かお役に立つことはないかと思っても、高齢でお手伝いができるほどの体
力も無い身としては、言葉をかけることと、“貧者の一灯” としてカンパするこ
とくらいしかできないのが情けないところです。
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