「Withコロナ」の中で「熱中症」と戦う!

 今年は年明けから聞きなれない言葉と付き合ってきました。「コロナ」「COVID 19」から始まり、今では「Withコロナ」「アフターコロナ」「ポストコロナ」「ワーケーション」「ニューノーマル」etc. 

 「ステイホーム」とテレビで小池知事が外出自粛を都民に向けて要請したとき、「なんでカタカナ言葉でいうのよ!」となぜか私の電話に文句を言ってきた旧友がいました。確かにカタカナ言葉が次々と新語として出てきました。その意味が分からないわけではないのですが、不愉快な事象に気が

立っているところに横文字スローガンを押し付けられると、高齢者はイラ

っとくる!のです。

 夏が来ると下火になる、と言われていたのに、益々「コロナ禍」は大き

くなって来ました。気持ちの持って行きどころがない今です。

 

 やっと関東地方も梅雨が明けました。いよいよ「熱中症」との戦いが始

まりました。いつもの夏との違いは「Withコロナ」中での戦いであること。

どこが違うかというと、人前ではマスクを必ずしていること。この “マスク

必須” の生活が「熱中症」の重症化を招きやすいのです。

 

 専門家からのご説明は

「暖かい空気を吸い込むことによって体に熱がこもりやすくなり、その状態

で呼吸をすると、肺を活発に動かすことになるので体内で多くの熱が作られ、

熱中症の危険性を高めてしまいます。息苦しい、頭がぼーっとするなどの症

状は、体内に二酸化炭素が増え「酸欠」に近づいた危険なサインかもしれま

せん。時々はマスクを外して、深呼吸するなどの対策が必要です。そこで、

①屋外の場合、周囲に人がいなければマスクを外す

②室内であれば、「三密」ではなく、周囲との間隔2メートルの “ソーシャ

ルディスタンス” を確保していればマスクを外す――ことも検討してみてく

ださい」とのことです。

 

 また、「マスクをすると、こまめな水分補給が面倒になりがちです。マス

ク着用で口の周りに湿気がこもって喉の渇きを感じづらくなったり、外す手

間や近くの人への気遣いからマスクを外すのをためらったりすることで、脱

水が進む恐れもあります。定期的な給水を心掛けましょう」と。

 

 外出先で、顔に汗をかいても手や指で拭うのは厳禁で、顔は目や鼻、口な

ど粘膜が多く、手に付着したウイルスがその粘膜から体内に侵入するからです。

 外出の際は使い捨ての市販の汗拭きシートや制汗シートを携帯し、使用後は

すぐにごみ袋に入れることがおすすめだそうです。

 ちょっと意外だったのは「ほとんどのエアコンは換気する機能がありません」

というメーカーさんの話。換気にも気配りを!

 

 

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