特殊詐欺と呼ばれる犯罪は日々進歩しているそうです。
でも3日前に届いたはがきは見慣れた物でした。「消費料金に関する訴訟
最終告知」という見出しで、文面もいつも通りの文面でした。
「またかぁ・・・」と思いながらもネットで調べてみました。PCで問い
合わせ先の電話番号を検索すると、やはり出ていました。私の住む地域以
外にも出回っているようで、7月29日板橋区からの投函と出ていました。
手元の消印と同じでした。
こんなに頻繁に同じ文面のハガキを出していて、また、「警察からのお
知らせ」と言って、地元の警察から依頼された電話サービスの会社からも
「今ハガキが出回っています。気をつけてください」と各家庭に電話がか
かっている現状なのに、本当に騙されてしまう人がいるのでしょうか・・・
ついでに詐欺関係のウエブサイトを見ていたら、法務省のホームページに
次のような警告が出ていました。
最近,「請求裁判最終通知書」と題し,「貴殿に対しての民事訴訟裁判が執
り行われ」等と書かれたはがきや封書が送付されているとの情報が法務省に
多数寄せられています。
この中には「法務省管理局」と法務省の名称を不正に使用して記載されて
いますが,これらの団体と法務省とは一切関係がありません。
文面には,架空の「財産の差押え執行」や「最終通告」等が記載されており,
でたらめな民法解釈や制度を書き立てて法的根拠があるように見せかけて不安
をあおり,裁判取り下げ等についての連絡を求めるものがありますので,記載
された電話番号等には絶対に連絡しないようくれぐれもご注意ください。
また,発送元が法務省の場合は,放置せずに法務省に御確認ください。
ハガキだけでなく封書も出回っているとか。写真を見ましたが「ドキッ」と
しました。だけどこれにも見破る方法があるそうです。
裁判所からの本物の支払い督促や少額訴訟の呼び出し状などの送付には封筒に
「特別送達」の押印があるそうです。そして書留で、受け取り印や署名が要る4そうです。だからポストに入れるようなことはなく、手渡しです。
また、貼ってある切手の総額は、切手1072円。その内訳は、
通常郵便料金 82円 + 一般書留料金 430円 + 特別送達料金 560円
本物が届いたときは、間違いなく法務省に連絡しないと知らないうちに債務が
確定することがあるかもしれないそうです。
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