前回ご報告したように、私は3/1に脊椎骨折。家の中はウロウロできるものの、モノを拾い上げたり腰をかがめたりする動作には激痛を伴います。ゆるりゆるりとまるで能役者のように動いています。なので買い物、ごみ出しと言うごくありふれた日常生活に不便をきたしています。幸いにしてお隣りさんがかって出てくれたので、事なきを得ています。
今週視たニュースですが、自宅のゴミを集積場まで運ぶのが難しい高齢者をサポートするため、環境省は、自治体などが高齢者宅まで出向いて回収を行う「ゴミ出し支援」制度の拡充に乗り出す方針を決めたそうです。
というのも、こうした支援制度のある自治体は国立環境研究所の2015年調査
では23%とか。改めて同省が全国調査をして、先進的な支援に取り組む自治
体の活動内容を盛り込み、来年3月までにガイドラインを完成させるそうです。
えっ! 社会福祉協議会が中心となってほとんどの自治体でシステムとして
はできているものと私は思っていましたが・・・
支援制度のない自治体からは、人手や予算を確保する難しさが理由として
多く挙がっていたと言いますが、私の知るところでは近隣の登録ボランティ
アの人がしてくださっているようです。ま、私は過密都市で生活しています
が、過疎地域もありますから・・・
実態調査によると、清掃業者に委託し高齢者宅の玄関先でゴミを回収する、
市職員が自ら高齢者宅に出向いてゴミを引き取っている、ゴミ回収を行う町
内会やボランティア団体に助成金を出す制度がある、等が上がってきている
そうです。
国内の全家庭(約5000万世帯)のうち、65歳以上の高齢者世帯は4分の1
を占め、その半分近くは高齢単身者とされています。それらの中には生活意
欲や筋力の低下、認知症などに伴って自力でゴミ出しができなくなり、自宅
にゴミがたまる「ゴミ屋敷」が社会問題となっている現実もあります。
しかし、高齢者政策として打ち出すと、今回の私のように、ケガや事故、
あるいは病気などによる一時的な障害者や、非高齢者層の需要に応えられない
のではないかと心配になります。
私の住むマンションの方たちは、いつでも言ってくださいよ、と声をかけて
くださいました。これは珍しい事例なのでしょうか。
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