「石川さん、警視庁○○安全センター(のような名)ですが、あなたの地域で還付金詐欺の電話が頻繁にかかっています。気を付けてください。電話は留守番電話にして・・・」等の電話が自宅にかかってきたそうです。実はその数日前にも私宛に同じような電話がかかってきていたとか・・・
「? ?」、私は「変じゃない?」と思ったのですが・・・
その理由は、区役所・警察・社会保険事務所等、公的機関は個人宅の電話番号を持っていないことになっていて、連絡は書面で、
郵便で来るものと聞いていましたから、電話で?と疑問に思ったのです。
心配の一つが、名簿業者の現存確認ではないか? なぜなら私はこの電話
番号を30年近く使っていないからです。
この疑念は多分当たっていたと思います。その数日後、「地方裁判所管轄
局訴訟最終告知通知センター」というところから古い表記の住所で私宛にハ
ガキが届きましたから。
最初に書いたように、再度例のコールセンターからかかってきたときに
地元の警察に問い合わせました。「警察が個人宅に『還付金詐欺の電話がこの
地域にかかってきています。ご注意を・・・』なんて電話をかけていらっしゃ
るのですか?」。答えは「しています」でした。
「でもどうして家の電話番号をご存じなのですか?」との質問には、「特殊
詐欺に関する通報があった地区に、特殊詐欺事件の捜査で押収した資料の中
の名簿から、民間のコールセンターに委託して注意を呼び掛けています。」
とのこと。
わぁ、警察が民間業者に詐欺集団が使っている名簿を流しているのだぁー。
紙資料で渡しているのか、PCデータで渡しているのか知りませんが、コピ
ーをするのは簡単です。例えばスマホで写真にとれば一瞬です。コールセン
ターのスタッフにはパート・アルバイトが多く、定着期間も短いと聞いたこ
とがあり、詐欺グループがデータ収集目的で潜り込んだら・・・
これから「警察です」という電話は、詐欺グループからではない場合が
あるという常識で対応することになり、なんだか心配が増えました。
留守電にしておけ、と言われても、親戚や知人も高齢者が多く、留守電に
していたらきっと伝言を残さずに切ってしまうことでしょう。
悩みがまた増えました。
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