台風21号の猛威で4日から停電になった近畿地方の一部では、一週間経った今日も停電が続いています。6日の北海道地震で全道停電という事態が起こりましたが、激震地では今も停電が続いていますし、全道的に節電が呼びかけられています。また過去には、東日本大震災の後に東京でも計画停電が実施されました。天災に遭った時だけでなく、数年前の私の経験では、江戸川を航行していたクレーン船が河川を切断したとかで、かなり離れた世田谷区の我が家まで停電になってしまったこともありました。いつ、どんな事情で停電になるかわかりません。
事業者は当然ですが、個人レベルでも日常生活に支障が出ないように対策
を立てておきたいものです。前回予告したように、単身けんで集めた対策を
お知らせしたいと思います。
1.水の確保:貯水槽から配水されるマンションなどの集合住宅では、停電に
なると水道は使えなくなります。飲み水だけでなく、水洗トイレなど雑用
水の確保が必須です。貯水槽にたまっている分量は停電時でも出ます。
溜め込みましょう。早い者勝ちです。給水車まで行けそうにない体力の人
はまずは水の確保をしましょう。
2.通信手段の確保:固定電話は通話不能になります。最近は公衆電話を見つ
けるのは難しい状況です。携帯電話やスマホが必要になります。そのモバ
イル電話もスマホなどは電池の減り方が早いですから、交換用バッテリー
を準備するか、自動車で充電するなど充電対策を立てておきましょう。
3.情報収集手段:手回し発電式のラジオ付き電灯が人気です。日常的にはラ
ジオを聞かないのですが、地元の支援情報が欲しいので緊急時用に地元の
FM局に合わせています。懐中電灯用も含め、乾電池は備蓄しています。
4.現金:銀行などのATMやコンビニ・スーパーなどのレジスターが使えな
くなると現金、特に少額コインや紙幣で買い物をしなければなりませんの
で、当座凌ぎにとりあえずは1000円札で30枚ほど置いています。貯金箱
のコインにも期待しています。
5.寒冷期対策:石油ファンヒーターは停電時には使えませんからガスボンベ
式ストーブを準備しています(このガスボンベは卓上コンロと共用できま
す)。化学カイロも備蓄しています。
6.猛暑期対策:水を含ませて冷却効果を出すジェル内蔵のベルトを用意して
います。(しかしこれでなんとかなるのか・・・)
7.食料品:停電だけでは食事つくりに不便はないと思いますが、流通が滞る
と思われますので、缶詰やレトルト、乾物などで20日間は暮らせるように
しています。それ以上長引けば公的支援に頼るつもりです。
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かねこ (水曜日, 12 9月 2018 12:36)
地震発生時は下水管が損傷している場合があるので、確認できるまでは例え水が確保されていたとしてもトイレは流さない方がいいようです。(特にマンションの場合)
上階の人が流し、排水管が損傷していて下階で水漏れが発生し、後で訴訟問題になったという話も。