尾畠春夫さんに「国民栄誉賞」を! 

 8月も終わりに近づき、酷暑の今夏は引きこもりがちだった早朝ウォーキング仲間も徐々に顔がそろってきました。その間はテレビがお友達だったらしい方々の話題は感激3とぼやき7といったところでしょうか。

 

 話題の一番は何といってもカリスマボランティア・大分県日出町の尾畠春夫(78)さん! 「すごいわねぇー」と口々に。「毎朝8km.走っていらっしゃるンだって!」「ボランティアだからって、お礼や支援は一切

受け取らないっていうじゃない?」「国民年金5万5千円だけで生活し

てるって・・・ ほんとうかしら?」「山口県周防大島町で行方不明だ

った藤本理稀ちゃん(2)をわずか30分で発見したとき、凄い! 私たち

もほんとにホント、『あー、よかったぁ』って思ったわよねぇ」等々、

会話が延々と続きます。

 毎日各チャンネルで長時間流される尾畠さんの過去・現在の動向、とて

も明るい話題で、酷暑も和らいで感じたようでした。ある方が「こういう

人にこそ「国民栄誉賞」を上げるべきよねぇ」と言えば、「そうよそうよ!

スポーツや芸能ばかりなのはへんよぉ~」という声。

 

 続いての話題は「金足農」。高校野球〝甲子園″も近年はプロ養成所と

いった感がありますから、地元生徒だけによるチームは滅多に〝甲子園″

の晴れ舞台に出て来られることはありません。「判官贔屓」の多い日本で

は恰好の話題。その上秋田県という人口減少に悩む地域からの出場という

条件に加え、優勝戦まで戦ったのですから、スポーツニュースには関心が

なかった層にも浸透したのでしょう。

 

 この他にはタイの洞窟からサッカー少年たち13人が18日目に無事救出

された話がありました。

 しかし「なんか変よね、このところの気象。暑さも雨も風も。竜巻だっ

てすごく多く発生しているでしょ? 台風も毎日のように発生していると

いうし・・・」。

 防災の日もすぐ来ます。多分これからはこの話題に移っていくことでし

ょう。多くの人が集まるところに行く良さは、話題の多様性でしょう。家族

や親友とばかり触れ合っていると、同じ方向に向いた話ばかりになりやすく、

異なる思考に会えなくなっていくきらいがあります。もう少し経てば〝秋″と

いうお出かけによい季節になります。私も人のいるところへ出かけてみます。

 

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