国会議員が全国民の代表だなんて思っていませんが、政党の公認を受け議員になった人については、所属政党の方針にあった人だと思っています。
しかしです。月刊誌「新潮45」2018年8月号で「LGBTは『生産性』がない」と主張する杉田水脈衆議院議員は “そもそも自民党の衆議院議員” なのですか? 自民党からクレームがついたという報道をまだ見ていないので、不思議に思っている私です。
子どもを産むこと、産ませることが“人”の『生産性』なのですか? そういう意味での『生産性』の無い人はたくさんいらっしゃいます。その人たちに税金を使うのは問題なのですか? その方たちも税金という社会貢献を懸命にしています。年金生活に入ってからも、です。
自分には子供が無くても、国税・地方税から子供たちの養育、教育に予算
が使われることに不服申し立てをしているでしょうか? その『生産性』
能力だけを行使して、育てることも教育することも投げ出している人がいて
も、サポートこそすれ、その『生産性』に対して冷酷な仕打ちをしているで
しょうか? 私は、子供を “生産物” 扱いをする精神や思考に怒りというより
も、それよりも何よりも杉田水脈衆議院議員は、人間の、生物の、尊厳という
ものへの畏敬の念はお持ちではないのでしょうか、と問いたいです。
国会議員という立場になった人の発言として、既に多くの論者が指摘してい
られるように、当然許されないものでしょう。 男性議員からの発言でも怒り
心頭という私ですが、国会議員という要職に在るばかりか、女子の母親でもあ
る人ですし、もう・・・
自民党としては、容認できる主張なのでしょうか? 40年近く女性関連の
市民グループや男女平等に関する学習会等に参加してきた私としては、当該議
員にはこの主張だけではなく、黙って読み過ごすことのできない記事や報道が
多々あります。自民党としては、一主張として受け止めるくらいのものなので
すか?
他党の議員の方々はどのようにお考えなのでしょうか。私としては少なくと
も除名処分相当のものだと思うのですが・・・
貴方はどう受け止めていらっしゃいますか?
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