新年に立てる“今年の目標” さて効果の程は?

 幼稚園の頃からでしょうか、私の実家では元旦にお屠蘇で新年のお祝いをする際、“今年の目標”を皆の前で言うことになっていました。祖父母も両親も、です。その習わしは今も私が引き継いでいます。

 

 というわけで、年末の片づけや大掃除をしつつ思いついたのが“今年の目標”に「資源の有効活用」を掲げること! 

そのきっかけはというと・・・

 扉を開けると、納戸の中にも押し入れの中・キャビネットの

中、等々、資源がいっぱい眠っていました。常々見ていたこと

なのですが、急ぎの探し物をしている時など「見なかった」こ

とにしてそのまま扉を閉じてしまって、いつしかデッドストッ

クに・・・

 でも私には理由があってのこと。私の教育係だった祖母が

「使えるだけ使ってあげないと可哀そうよ」と、とことん使い

切ることを仕込んでくれました。だからブラウスはボタンを取っ

て使い捨て雑巾用に小さく切り、空き箱に入れておきます。

ボタンは取れたボタンが亡くなった時の付け替え用に空き瓶に

ためておきます。伸びたゴムは古新聞を捨てる時のひもに使い

ます。汚れのないスカートやコートは袋物に作り替えたりする

ために取り置きです。

 この教えに間違いはないのですが、資源の溜まるスピードと

リユースのチャンスのスピードが合わなくて、資源の溜まる量が・・・

この言い訳、どこかで聞いたことがありませんか? 

そう、ゴミ屋敷の主さんたち! 資源だと思い込んでいるけれど、

さて・・・

 

 というわけで、前記のように収納場所が資源で満杯になって

しまっています。眠っている資源は古いものばかりではありませ

ん。買ったものの使っていない物、お気に入りなので大切に取り

置きしている物(これはその内流行遅れになるのですが)、買っ

たことを忘れてしまっている衝動買いの犠牲品、等々。

 

 そこで「先入先出法」での使用は止め、「後入先出法」、つま

り、古くしてから使うのではなく、“新しいものから使い、古いも

のから捨てていく”ことにして、資源=在庫の調整をすることにし

ました。

 

 

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