「自分だけは大丈夫―その過信が命取り」は本当か?

 1人暮らしがターゲットになりやすいという特殊詐欺。私には息子がいるからか、いわゆる “ オレオレ詐欺 ” 電話は2度経験しています。

1度目は交通事故を装った劇場型。2度目は会社のお金の入ったカバンの紛失劇でした。

交通事故ネタの場合は、警察が示談交渉に口出しするはずがない! と言う確信の下、バッサリ。

会社のお金ネタのときは、会社のお金はいわば公金、個人で金策に走るなんて行動は間違っている! とガシャーン。

 実はもう一度経験しているのですが、それは税金の還付金ネタ。この時は電話を切ってから大笑いしました。私の住居はS区ですが、税務署の名前はSではありません。

調べもしないで・・・

 

 以上3件を体験したおかげで、特殊詐欺に遭わない自信があります。

しかしこの自信が危ないと言われています。危ないという理由は、

「相手はプロ、どうすれば人が騙されるかを熟知しており、手練手管で

仕掛けて来る。心理操作されて相手に取り込まれている間は誰が何を言っ

ても無駄な状態になっているから」といいます。でも、心理操作をされて

いるかもしれませんが、辻褄が合わないところがあります。長い年月、社会

で仕事をしてきていれば「変?」と思うのでは。

 私がこのように言うと私の知人は、「あなたは自分ファーストだから冷静

に聞けるのよ。心優しい人は、自分よりも肉親。泣きついてくる人には同情

するのよ。騙されても騙すよりはまし、と思うのよ」と言われてしまいました。

 

 しかし、私にだって当然、弱点があります。パソコン画面に突然現れる

“ 警告マーク ” にはドキッとします。思わず画面に話しかけてしまいます。

1度シャットダウンして、再起動したり、パソコンに強い知人か、プロバイ

ダーに電話をかけたりします。

 これから私が気を付けなければいけないのは “ 電話による詐欺 ” ではなく、

“ ネットによる詐欺 ” のように思います。

 出不精の私はネットで買い物をよくします。これって情報があちらこちら

に流れて行っているのでしようね。

 自信が無いということを自覚して、解からないことはわからないままにしな

いで教えてもらうことにします。とにかく進歩というか、技術革新に付いて行

けていないので、経験のないことには気をつけて付き合うことにします。

 

 

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