健康保険組合や国民健康保険からの毎年恒例の「特定健診」通知、今年はもうお受けになりましたか? 私は毎年誕生日付近で受けるようにしていますので、まだです。
いつも小太りを指摘され、「はい、気を付けます」と答えてもう十何年経ったでしょうか。私がそれよりも気にしているのは“骨密度”です。
生活習慣病と言われている項目・血圧、コレステロール値についてはケアをしているので、糖尿病の心配はないのですが、骨粗しょう症の心配はいつもしています。
理由は、私の生涯の希望が “ 死ぬまで自分でトイレに行きたい” だからです。骨折→寝たきり→お下の世話になる、を避けたい、から。
近年、脊椎狭窄症、背骨の湾曲、「いつの間にか骨折」、大腿骨骨折、等々、
事務局に聞こえてくる“骨”関係のアクシデントが増えています。 1人暮らしで
これらの事に対処するのは大変な不安と、不便と、・・・と思うと私もつらくなって
きます。彼女たちがこれらの予防に無頓着だったわけでもなく、むしろ気を使っ
ていらしたのに・・・
女性は閉経とともに骨密度が下がり、骨粗しょう症になりやすいと言われてい
ます。 そればかりではなく、アンチエイジングが健康長生きの如く取り上げる
マスコミに載せられたのか、“美魔女”を目指す人たちが賛美され、きれいな人
が増えた一方で、若年層の骨密度が下がってきていると言われています。
背を丸めて歩く高齢の女性は少なくなっているように感じていますが、骨粗しょ
う症の人が減っているわけではないそうです。むしろ若年層の方のそれが増え
ているそうですよ。
聞くところによると、骨密度に関心を持って毎年測っていて、兆候がある場合、
事前に予防できるそうです。またその程度に応じて投薬、注射等、医療で改善
するのも容易だそうです。
「なんとなく不安」でサプリメントに頼るのもよいと思いますが、検査数値で確認
して、「いつの間にか骨折」になる前に治療を受けてくださいね。
このところ一番お伝えしたいことの一つです。お若い方もネ。
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K.O. (土曜日, 17 9月 2016 08:42)
健康管理、特に骨の健康は本当に気になりますね。骨密度検査について二つ情報提供します。①世田谷区の保健センター(三軒茶屋にある)では1,000円で骨密度検査を受けさらに相談にも対応してもらえます。HPでご確認を。②年一回5月中旬、日産厚生会玉川病院で「看護の日」というイベントが看護師主導で開催されます。無料で健康診断が受けられその中に骨密度検査も入っています。検査方法は①②とも右足踵を超音波で測るものです。こちらの場合は相談はなしです。看護師にはデータの診断等はできないからです。もし問題があれば医療機関で相談ということになりますが、現在の骨の状態をおおざっぱに把握できます。5/12はナイチンゲールの誕生日。それに因んで看護師が公衆衛生向上を目指しておこなうものです。まあ骨の測定方法は数種類あって一番精密度の高い検査は骨盤を測定するらしい。運動と食事に気を付けると毎年のデータにちょこっと反映されるところが嬉しいというかがっかりというか。来年、看護の日が判明したら連絡します。ぜひ、いちどお試しあれ~。
K.O. (日曜日, 18 9月 2016 10:16)
「看護の日」について追加の説明をします。昨日お伝えした玉川病院の健康診断(骨密度を含む)のイベントは世田谷区のものでしたが、全国で様々なイベントが行われています。公益社団法人日本看護協会のHPで「看護の日」をクリックすると全国の都道府県でどういったイベントが展開されているかがわかります。興味のある会員の皆様はぜひご覧ください。また東京都看護協会では毎年一回無料の都民講座を開いています。こちらもHPでご覧ください。