今年の春の大型連休はいかがお過ごしでしたか? 私は年中“サンデー毎日” 状態なので、この混雑時には自宅待機で社会貢献していました。
その“国民的大イベント”が終了し、私と同年代の女性たちとのおしゃべりの内容ですが、もう多彩!
「まるで孫のスポンサーみたいなもンよォー。ごちそうして、おもちゃを買って、遊園地に連れて行って・・・。はっきり言って疲れたわ」
「家を空けようと思ったら、主人の食事の用意をしておかないといけないから、頭を使うわよ。あちらさんが出かけるときは『飯はいらないから』というだけで済むのよねぇ、ホント」
「家は娘に頼んで出るの。でも押し付けるわけにもいかないから、娘のスケジュールも前もって問い合わせておくのよね」
「○○さんはいいわよねぇ。“おひとりさま” だもん。自由だもンね」
「そうよねぇ、羨ましい!」
これらは今回に限ったことではありません。毎度の会話です。“おひとりさま”は
いつも自由で羨ましい、家族がいるとあちらこちらに気配りが必須だし、遠慮が先
に立つし・・・、というもの。
ところが自由に旅行ができないという“おひとりさま”からの電話です。
海外ツアーに参加しようと思っても、“国内の連絡先”欄が記入できないというのです。
若い時は自分でふらりと出かけたけれど、今はツアー会社の旅に参加した方が楽で
安いから・・・、と。
確かに若い頃は親・兄妹もいて、日頃ご無沙汰でも平気で無断でお名前をお借り
して済ませていました。でもその関係も次第になくなり、ましてや自分より年上である
親・兄・姉を連絡先にしてもいいものかと悩むようになってきたという現実もあります。
“おひとりさま” も自由を謳歌できるとは限らないのです。いろいろ不自由や不安・
不利を抱えているのです。“おひとりさま” のように自由が欲しいのだったら、家族に
口を挟ませないくらい権力を握って君臨してください。かなりの努力と作戦がいること
と思いますが。
まずはご健康で!
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