中国では、11月11日は「光棍節=シングルデー(独身の日)」だそうで、未婚の男女を対象にしたさまざまなイベントが行われたそうです。中国では、独身者のことを「光棍」(枝葉(=子孫)を持たない木、棍棒。転じて妻子を持たない独身者の意)と呼んでいますが、「1」が4本並んだこの日がシングルデーとされたとか。
韓国では11月11日はペペロデー(ペペロの日)という友人同士でペペロを交換し合うイベントがある。ペペロデーの由来は1993年頃に
慶尚南道(韓国ロッテのサイトでは1994年頃の釜山)の女子中学生が、
数字の「1」がペペロの形に似ていることから「ペペロのようにスリムにな
りなさい」という意味で交換し始めた(ただし、販促のための作り話という
説もある)と言われ、その後韓国の大企業であるロッテが率先して宣伝を行
なった結果、韓国ではバレンタインデーやホワイトデーに匹敵するほどの
一大イベントとなっているそうです。
日本でも、同じく形が数字の「1」に形が似ていることから、11月11日を
ポッキー&プリッツの日と江崎グリコにより平成11年に定められているそうで、
東大はじめ各地の大学で爆外・買い占めて騒いでいるとか。
そういえば日本では、「節が無い(夫子が無い)」=「柾目」ということで
「柾目の会」という女性の会があります。
以上はネットの記事から今年知りました。「柾目の会」以外は企業の販売戦
略のようで、中国の場合はネットショッピングが火付け役とかで、2兆円近く
売り上げた通販サイトもあったとかで、巨大な消費に期待が集まっているそう
です。また、巨大な消費とともに、独身の若者たちの結婚や出産の後押しにな
ることも期待されているそうです。
11日付の韓国・東亜日報によると、韓国のある結婚情報会社は11月11日の
ペペロデーを目前に控えた先月30日~今月5日、20~30歳の未婚男女458人を
対象に「ペペロデー告白」アンケートを実施したところ、告白の成功率は男女
平均81.4%と高かったそうで、ペペロデー当日に好意を抱いている異性から
告白された場合「OKする」と答えた人は4割に上った。中でも女性の2人に1人
が「無条件にOKする」と答え、男性の22.2%を大きく上回った。また「ペペ
ロデーに告白したことがある」と答えた人は32.1%だったとか・・・
このアジアの3国は、少子高齢化が進んでいるのが共通の悩みの種。
独身者が増えることが困るのか、出生率が下がり続けるのが困ることなのか・・・
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