「私、認知症になっちゃったのよ」というAさん。「えっ! ? ウソでしょう?」。
定例会の常連参加者のAさんは、その日も1人で定時に出席。とても認知症だなんて信じられません。ご本人は「このところ物忘れが激しくて、不安で仕方ない」というのです。「そんなこと言ったら私もよ」と何人もの声。
実は私も記憶力の低下を認知しています。だからかつては予定記入帳だった「手帳」は、いまや備忘録になっています。朝のウォーキングの時間数、買い物や掃除、洗濯などの家事の
概要、外出記録等々、実績を記帳しています。また夕食の献立は、A4・
八つ折り大のメモ1枚に1日分を書き、同じものを食べないようにしてい
ます。それだけ記憶に自信が無くなってきています。
最近見たテレビ番組で講師のお医者様が「認知症の人は、自分が認知症
だと思われないようにふるまうので、傍にいる人にもなかなか判らないの
です。」と。 つまり、本人は認知症に罹っている、かもしれないと思っ
ていたり、と自覚は結構あるのです。」とのこと。Aさんの不安発言とこの
講師の解説で私も不安になりました。
しかし、行動や記憶を何度も復唱することで、認知症の症状を改善出来た
り、進行を遅らせたりできるとも聞いています。いずれ専門家の診断を受け
ることになるのかもしれませんが、診断が付いたからと言って何をすればよ
いのでしょう。成年後見制度の適用に進んだからと言って安心できるのでし
ょうか。
とりあえず私は記憶を復唱・確認することで自分の日々の不安解消、自信
につなげようと思っています。
あなたの対策をお教えください。
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