停電対策はできていますか

 イチョウの黄葉を愛で始めたころから、寒波襲来のニュースが連日のように流れてきています。特に「えっ!」と目を見張ったのが、「徳島県半田八千代地区では今朝安否確認に訪れた自衛隊などが心肺停止の98歳の女性を発見した。その後病院へ搬送されたが、死亡が確認された。警察によると女性が亡くなったのは一昨日の6日で、死因は病死とみられている。」という記事。テレビ報道では、停電による暖房器の使用不能による低体温が原因ではないかとの指摘もありました。

 また、別の事例では、「火事が心配でオール電化にしたから、暖房ばかりでなく、

湯も沸かせられない」と訴える高齢女性の姿も。


 停電対策と言えば、断水→トイレ使用不能、が先ず浮かぶ都市部の生活とは異

なり、山間部や寒冷地では暖房対策が生死を左右することを改めて知りました。

特に独居高齢者には厳しい警告となったことでしょう。

 私は、停電対策はできているつもりでした。飲用水・生活用水、情報の入手・発信

手段、食事の確保等。しかし暖房については軽く考えていました。エアコンと電気こ

たつと電気布団。これらが使えなくなったら、ガスで湯を沸かし湯たんぽを使うつもり

でしたが、それで凌げるでしょうか。化学カイロも少しはありますが、1週間はもちません。

 停電があったとしても最大3日程と思っていましたが、少し甘い考えのようです。見直し

てみます。


・電気頼り生活のリストを創る:冷房、暖房、調理、照明、情報、etc. 貯水槽から給水

されている集合住宅では、水が出なくなります。次いでトイレが流せなくなります。

 さてあなたのところではどんな機器に助けられていましたか。


・順位を付けて対策を:各戸によって条件が違います。自分にとって不可欠なものから

順に対策を。


 携帯電話の充電方法と固定電話の停電時対策はかなり重要度が高いと思い、停電

時でも使える固定電話に代えました。



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