年金も健康保険も夫が一緒に払っていると思っていた!?

ふじ 画像

 私の同期はほとんどが専業主婦。パートで働いたり、途中から仕事を始めたりした人は「お気の毒な人」扱いなのです。なぜ「お気の毒な人」なのかというと、夫の稼ぎが少なくて、心ならずも稼ぎに出なければならない人だから、なのです。このように思っているのは女子だけでなく、男子も、なのです。結婚退職が幸せの花道だったのです、あの頃は。

 

 このような世代と話していて、「やっぱり・・・」と思うのが、老後資金が話題の時です。「年金も健康保険も夫が一緒に払っているでしょ!」と必ず言っていました。年金の第三号被保険者制度ができ、その対応が大問題になって、国会でもマスコミでも毎日のように取り上げられている最中でも、夫の給料から一緒に天引きされていると思っていたのです。ですから、私が変身(変心)して

専業主婦から落ちこぼれたとき(落ち上がり)、陰で噂になっていたようです。

(夫との関係が詮索されていたようです。)

 

 つい先日の食事会の時も、未だにそう信じている人がかなりいました。

すでに基礎年金を手にしている歳なのに。遺族年金暮らしの友もいるというの

に、です。彼&彼女たちの娘も専業主婦になっていて、一緒にショッピングに

行くのが楽しみだと明るく笑顔を振りまいていました・・・

 

 女性の活躍を後押ししたい、働き手になって欲しいと画策している現政権の

努力を、彼女たちはどのように受け止めているのか・・・

 「あなたの基礎年金は納税している皆から出ているのよ。夫が2人分払って

きたわけじゃないのよォ」と意地悪く言ってみたのだけど・・・

 前回の「ひとりごと」に届いたコメントをコピーして配ってあげたい! 

「あなたは夫の扶養家族ではなく、国民の扶養システムに支えられているのよ!」

あ~あぁ・・・

 

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