女性の老後の悩みはN・H・K?

コスモス写真

 「ひとりごと」を1ヵ月間お休みしてしまいました。病気ではなかったのですが、暑さのせいなのかやる気が出なくって、最低限の家事をして、テレビの旅番組を楽しんでいました。快適でした、ホント! (国内小旅行や日帰りでの観光には行っていましたが・・・。遊び好きなので。要は勝手な夏休みですね。すみません。)

 

 さて、つい最近の話です。「女性の高齢者の1人暮らしが増えて

いますが、問題は何ですか?」と取材者に問われました。

私は「N・H・Kです」と応えました。

N=長生き、H=貧困、K=孤立 のつもりで言いました。

 

 N=長生きが問題というと、最近話題の官僚さんのツィッターの

うですが、1人暮らしで体の自由が利かなくなってから、自宅で

らせと言われると、現時点では打つ手がない人がほとんどだと思

ます。理由は貧困です。支援システムやビジネスがあっても、そ

費用の支払いができないのです。だから長生きしたくても・・・

 

 H=貧困。65歳以上の人口は3000万人超です。

その41.8%が月8万3千円の収入だと言います。資産があればよい

のですが、資料によると65歳以上の女性の貧困率は47%です。

経済的に心細い思いをして毎日を送っている人が多いのは想像に難く

ないと思います。

 

 K=孤立。女性の方が社交的で、コミュニケーション能力があり、

男性に比べて孤立する人は少ないとみられていますが、果たしてそう

でしょうか。男性は地域には溶け込めていないかもしれませんが、元

の職場友達や学校つながりの交流など、結構しっかり持っています。

女性は家族関係が優先して、家族のいない1人暮らしの高齢者は取り

残されがちです。

 

皆さの環境は、ご心配は何でしょうか。ご意見をお寄せください。

 

 

事務局のひとりごと 目次へ