4月13日早朝、淡路島を震源に震度6弱の地震がありました。あの阪神淡路大震災から18年、再びの大振動にさぞや肝を冷やされた方も多いことでしょう。あわてて・・・、というのは想像に難くないところです。
このニュースで気になったのが、アナウンサーの次の言葉です。「今回も高齢者の怪我人が目立ちました」。
なぜ高齢者に怪我人が多いのでしょうか。机やテーブルの角で体の一部を打ち怪我をする。ベッドから落ちて怪我をする。書棚から落ちてきた物が当たって怪我をする。これらの災難は高齢者に限っておこることではないと思われるのですが、病院に搬送される人は高齢者が
多い! これはとっさの行動に無理があるからではないでしょうか。
普段運動もせず、ゆっくりとした行動をしているのだったら、地震の
時も一呼吸してから動くようにしたらいいのかもしれません。
私は西日本ばかりに住んでいましたが、東京に転居してからは地震
慣れし、慌てることが無くなりました。34年前に転入したのですが、
そのころから30年以内に東海大地震が来るだの、首都直下型地震が来
るなどと脅されていましたから、心の準備はできています。
阪神淡路大震災があってからは、具体的な対応策が知らされてきまし
たし、東日本大震災は身近な災害事例として注意喚起され、一層危機
管理に努めてきました。
一番の危機管理は、寝室の整備。寝ているところに落下してくるも
のがないように配置をしました。次に長い時間を過ごす居間。ここも
落下物の心配がないようにしました。つまり動かないのが一番安全と
いう空間を作ったのですが、お宅はいかがですか。
加齢とともに動作が緩慢になってくるのは、自覚しているところで
すから、対策が必要なようです。1人暮らしで落ちてきた本の山の中
に埋もれていたりすると、本当に危ないことになりかねません。
この際部屋の中を見回してみませんか。
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