寒さに負けないで外へ

 今年の冬は近年になく寒い、と感じるのは私だけではないらしいので、自分の体力の陰りだとは思わないことにしています。その結果、早朝ウォーキングに出かけない日が続き、出不精が通常の状態となり、老化が進みそうで心配しています。室内健康器具も2機持っているのですが、それも・・・

 

 そんな毎日を送る中で気になっているのが、外出したくてもできない

人たちのこと。体の状態によっては、気象条件は大きな要素。

身を縮めて歩くと転倒しやすく、視野も狭くなって物にぶつかる等、

危険が増します。だからなるべく家にいようと。

 

 現在の私は、買い物は近く(5分)のスーパーへ車で出かけてまとめ

買い。カートからトランクへ、トランクから自宅の玄関へと運び込んで

いますが、重量物が多いときは苦労しています。きっとその内そのお店

の配達サービスを頼むようになり、行く行くはネットスーパー利用にな

ることでしょう。

 

 こんなことを電話で知人と話していたら、「だからだめなのよ」と言

われてしまいました。彼女曰く、「車に乗れなくなったら、水物など

重いものだけ宅配にして、持ち帰れる分だけ買うのよ。毎日必要な物

だけ買い足して。そうすると外出癖が付くのよ。他人とも顔を合わせ

るのよ。孤立しないのよ。運動にもなるのよ。身支度にも気を配るよ

うになるのよ。他人にはそういっているくせに! 私は車を持ってい

ないから、自分の体力の範囲で生活を考えるけど、車を使うとか、

パソコンを使うとか、人以外に頼るものを持っているからひきこもり

になるのよ」。

 

 そのとおりでした。ある日の新聞に「孤立しやすい度チェック表」が

出ていて、ほとんどの項目に私は該当しました。できるだけ自分で対

しようという心掛けは悪くないのだと思うのですが、社会の中の自分を

見失いがちになり、人との接触に臆病になりがちなのだと思いました。

用事を作って出かけるよう心がけます。

 

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