国も自治体も、当然マスコミも、被災時の食料・水の備蓄は「3日
分を」と言っています。それは常識となっています。かく言う私も基
本はそうでした。
でも今はそう思っていません。ではどう思っているか!
「2週間分は」と思っています。理由は今住んでいる環境を考えると、
3日で食糧が手に入る状態になるとは考えられなくなっているからです。
私の居住区東京都世田谷区の人口は87万人を超えています。山梨県
全人口より多いのです。周囲の市区町村も人口密度は高い地域です。
ちなみに東京都のそれは13,159.388人(2010年)、埼玉・千葉・神奈川
3県を加えると35,618,564人、実に全国民の27.8%が住んでいます。
基幹交通網は近くに通っていますが、3日で通行可能になるとは考え
られません。幸いにして可能になったとしても、どこから補給の指令が
出るのでしょうか。またその人材はどこから派遣されるのでしょうか。
3.11、東北3県の被災地での食糧事情は、報道で知る限り私の想定
範囲内でした。津波という根こそぎ奪い取ってしまう深刻な被災地で、
飢えて死んだ人の話は聞きませんでした。たぶん私の居住区でも餓死は
ないものと思っていますが、被災者の規模が違います。かなり苦しいも
のになるのではないかと思っています。
だから備蓄可能な人たちが、支給に頼らないで自立的に食の自給をし
ないと餓死者が出ないとも限らないと思っているのです。それは飲料水
についてもそうです。支援がくるのを待っている人ばかりではどうにも
ならないと思っています。
東日本大震災との大きな違いのもう一つは、絆の違いです。生活の場
と仕事場と人間関係の場が、同じ市区町村である人たちの絆と、それら
の活動の場が多面的で複数の自治体に渡っている人たちの絆とは機能が
違います。自治体主導のそれに頼らざる得ない人と、広域にわたる企業
内、団体内、知人友人による支援を受けられる人が混在する地域では、
支援形態も変わっていて当然と思うのです。
今自分が持っている絆、綱はどこへ繋がっているのか考えてみる必要
があるのではないでしょうか。
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reiko.w (月曜日, 19 3月 2012 21:50)
こんばんわ
今自宅を見渡しています。飲料水24リットル 赤飯とおかゆパック20食
冷凍庫満載・缶詰20 乾物・餅・冷凍パンなど 1週間は籠城できます
いつも、この在庫から先入先出で食べています
生協宅配を毎週利用して、供給ルートは確保してます。日持ちする野菜や
水+ウエットティシュなどを補てんしようと思います。
ポリ袋やキッチンペーパーも余裕があると心強いです
家具はツッパリ棒で固定済ですが、レンジ棚はぶっ飛ぶと思います。
台所や風呂のタイル張りははがれ落ちると思います。
震度6なら、防振グッツでしのげるでしょう。でも震度7以上となり、
天井が落ちる事態となったら、部屋ごと崩壊しますので
そもそも自宅に入れないかもしれない
外出するときは電気ストーブをコンセントから抜いてます
イーちゃん (火曜日, 20 3月 2012 15:11)
私は楽天家なのでしょう。我が家(マンション)は地盤が良好なので、震度7にはならないと信じています。
例え一部が損壊しても備蓄品を取り出せると信じています。
だからせっせと備蓄しています。
火事が起こらないようにだけ祈っています。
命と我慢と声を出す勇気があれば、なんとか生きていけると信じています。
それが崩れたら、そのときは別の覚悟をすることにしています。
自分ひとりだけが生き残るというのはいやです。