12月23日の当会定例会のテーマは「年金」でした。1986年に「3号者」という立場の年金資格者を作ったときから、働く女性たちから不平が上がっていました。
単身けんの会員のほとんどは1号、2号の資格者ですから、保険料を納めなくても年金の受給権が生じる層が誕生したということに国家的福祉に対する不公平感を持つのは当たり前だと思います。
特に婚姻関係に無い人たちにとっては、婚姻関係にあるというだけで、
組合健康保険や扶養控除や扶養手当など、シングルまたは共働きの人
たちの稼ぎから横流しされている、つまり強制的に扶養負担させられ
ている人たちにとっては、納得のいかない制度であることははっきり
しています。今になって財源が無いなどといって、年金額の引き下げ
など公言されてもねぇ・・・、となります。
ここからは石川の持論です。「そもそも定年の無い人たちに年金
制度を強制適用し、皆年金制度にしたのが間違いだった!」
年金は、そもそも勤労者の定年後の無収入生活に配慮して、現役中
の収入から天引きして基金として老後に備えたもの。農業・漁業・林
業・畜産業・商業・自営業、専業主婦等の定年の無い人たちは、生産
手段を持ち、体力・能力に合わせて生涯働く場があり、生活が成り立
つ職業なのです。
どうして全国民に一律に定年制を押し付けるのか・・・。掛け金を
納められない人まで制度に入れることの整合性は・・・。
最低必要な生活費は、居住地域・環境によって異なるのに、なぜ全国
全高齢者一律7万円を掲げるのか・・・。
食糧だけでなく、水や空気までも購入して暮らしている都市生活者
は、この年金制度をどのように受け止めているのか知りたいのです。
ご意見をお待ちしています。
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