「私たちはもう年金をもらっているじゃない。
でも、これからの人って大変ね」という言葉は、
私の周りでは挨拶の一つになっています。何のことかと言うと、年金受給開始年齢が更に上がるらしいと言うこと。
だいたい私の周りは元気者が多いから、退職後は出かける先作りに懸命(?)な状態の人が多いのですが、そうではない人もかなりいらっしゃいます。私の実感としては、
健康状態や体力は加齢と共に個人差が大きくなっていくようで、
歴年齢で区切られるのはどうも・・・
年金開始が68歳になっても平気な雇用労働者って多いのでしょうか。
デスクワークの人は大丈夫なのでしょうか。作業場の人はどうなので
しょうか。
20歳前後から雇用される人がほとんどだと思うのですが、それから約
50年間、同じように雇用状態が続けられるものでしょうか。来年68歳
になる私は無理なように思います。もしも働き続けるとすれば、体力
と能力によって職種や勤務形態を変遷し続けなければできないように
思いますし、そのための研修や訓練を常に「放課後」に受けていなけ
れば、継続して雇用労働者でいられないと思うのですが・・・
前向きに生きていくと言うのには反論はしません。気持ちはそうな
のですが、遮二無二生きてきて、やっとゆっくりとした時間を楽しめ
ると思って迎えた年齢になって、まだ介助もなしに自由に行動できる
間に、と思って楽しみにしていた老後になって、生活費のために働か
なくてはいけないなんて・・・
人の一生はそんなに簡単に変えられるものなのでしょうか。
もしも初めから一生生活費を稼ぎ続けなければいけないのだったら、
そのようにワークライフバランスを考えて過ごしてきたものを・・・
国民皆保険などと勝手に決めて、強制的に互助組織に入れて、勝手
にコロコロ制度を変えて、挙句まだまだ給付しないよ、なんて・・・
このところこんなことをぼやき合って、後輩の将来を気にしている
シニア女子会です。
コメントをお書きください