「しばらく転居しますから、会報の送り先を・・・」という電話が立て続けにありました。どちらも60歳代の女性です。
1人は「築30年以上なので、このまま一生は住めないでしょ。ちょっと早めだけど終の棲家用に立て替えようと思って。どうやら近々消費税が上がるみたいだから、その前にと思って・・・」。
もう1人は「耐震じゃないのよ、古屋だから。ついでにバリアフリーに
しておこうと思って。消費税が10%になってからだとかなり金額が違う
でしょ」と。
60歳代というのは、高齢期も序の口。終の棲家を決めるには躊躇しま
す。健康に一抹の不安があっても自立しています。リタイアしているとか、
第二の職場にいるとしても自由になる時間もあって、人生の収穫期のよう
なもの。もう少しゆとりの時間を味わいたいところです。
ところが消費税が倍になる！ となれば、大きな買い物、出費はその前
に、と思うのは仕方の無いこと。なにしろ年金額も確定し、老後資金も把
握済みのこと、余計な出費は抑えるのが常識と言うものですから。
そういえば我が家も築11年が経ち、昨年からエアコンの不調、風呂の
給湯システムのダウン、ウォッシュレットの基板の故障と、立て続けに
住居関係の出費が嵩みました。消費税が倍額になるのであれば、その前
に何かしておくことがあるのでは、と家の中を見回してみました。
乗用車はエコカー減税制度終了間際に買い換えたばかり、目に付いた
のは地デジ放映が始まってすぐに買ったテレビ。今回のアナログ終了騒
動は高みの見物でしたが、早々と買っていたこのテレビは何時まで持つ
のか？ 消費税ＵＰの時期をよく見張っていて、タイミングよく買い替
えを、と思っているところです。
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