まとめて調理、でサボる!――②冷青煮ナス

   

続ズボラ者のナス料理「冷青煮ナス」。カロリーが気になる私は油脂類を如何に少なくするかが自分への気配りの基本。そこで煮て冷やすだけの青煮。

青煮とは、ナスの皮を剥くと青い身になるから。ナス一個を煮物にするのは面倒なもの。冷蔵庫で4~5日持ちますから、4,5本煮ませんか。

 

・冷蒸しナスを涼しく作る

 皮をピーラーで剥き、水に放し、浮き上がらないように皿を乗せ、

 重みを利用して水に5分ほどさらし、アクを取ります。(青く煮あげ

  るためのポイントです)水から引き上げたら、ペーパータオルか布巾

  で水気をふき取ってください。

  鍋に塩気とだしの利いた薄めの色の吸い物程度の煮汁を作り煮立てます。

  そこにナスを入れ中火で煮立たせない程度の火力にして静かに煮ます。

 浮かび上がらないように落し蓋をするか、お皿をのせて煮ます。透明感

 が出たら煮上がりです。火を止めてそのまま味を含ませます。

 粗熱が取れたら保存容器に入れ、冷蔵庫でストックを。

 

 お手軽な煮汁は白だし、白醤油です。だしをとらずに使え、きれいな

 青が引き立ちます。煮汁は、そうめんつゆや冷たいすまし汁として使え

 ますから、たっぷり作っておきましょう。

 

 剥いた皮は細切りに刻んで、キンピラにします。おつまみになりますヨ。

 

 

・豆腐と盛り合わせ

 絹ごし豆腐をさいの目に切って青煮と盛り付けます。青しそやミョウガ、

 ショウガ、小ねぎなど、薬味をのせると豪華です。

 

 

・麩、トーストパンを浸して

 煮汁を多めに盛り付け、こんがり焼いて冷めてしまったトーストの残り

 を浸すように盛り合わせ、夏の冷製ランチに。パンのほか、板麩や餅麩

 もOK。だし巻き卵、トマト、などの残り物もあれば、盛り合わせると

 栄養満点。私は氷も一緒に盛り付けています。

 

 

・オクラ納豆掛け青煮ナス冷製

 オクラを小口切りにしてざるに入れ、熱湯をかけます。水を切って

 ボールに入れ、納豆(あれば引き割り納豆)と合わせて混ぜ、めんつゆ

 で少し延ばしてネバネバソースをつくり、冷たい青煮ナスにかけます。

 ピリ辛味が好きな人はラー油などを混ぜてお好みで・・・